グリーン、ブラック。オリーブの実の色の違い |

その品種や加工の過程、製法による違いはありますが、基本的にグリーンオリーブは、若い未熟な実を。ブラックオリーブは、完全に熟した実を収穫したものです。

⁡最近は、オリーブオイルに含まれる「ポリフェノール」の効果に注目が集まり、
いわゆる早摘みで、ポリフェノール含有量が多い、熟す前の青い硬い実を搾油した『アーリーハーベスト』という、贅沢なオイルもあります。

※オリーブオイルの、「ピリッ」としたスパイシーな辛みは、オリーブに含まれるポリフェノール成分です。


⁡なぜ、アーリーハーベストが贅沢かというと、
黒く熟したオリーブの実からは、たくさんのオリーブオイルが搾れますが、品種の持つ個性的な味が薄くなってしまいます。口当たりはマイルドで、オイル感が強めです。
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オリーブの実が、植物として成長しようとする、まだ若々しい時期のグリーンの早摘みは、実が小さいままに収穫します。
そのため、完熟の実と同じ量を搾るには、９倍ものオリーブの実が必要です。コストも手間も多くかかることが想像されるわけです。


グリーンオリーブとブラックオリーブ。早摘みオイル、完熟オイル。
風味や口当たりの違いを楽しみながら、お料理によって使い分けるのもいいですね。

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オリーブオイルを身体に取り入れることは、「オリーブの生命力」をいただくこと。エネルギー満ち、元気いっぱいになります！

さあ、今年もオリーブの収穫のシーズンが到来しました。自然の恵に、心からの感謝を込めていただきましょう！